投資を始めたきっかけ【株式投資・資産運用】

投資・お金

私は20歳になるのとほぼ同時期に株式投資をはじめ、現在23歳、投資歴は4年目に突入しました。

当たり前ですが、どんなことにでも物事を始める時には「きっかけ」があります。

そこで今回は、私が株式投資を始めたきっかけについての内容です。

まず初めに、世間的には投資のきっかけはどのようなものがあるのかを見て、そして私が実際にどのようなきっかけで投資をするようになったかを書いていきます。

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投資のきっかけは、20代「ネット」60代「退職金」

まず初めに世間的にはどのようなきっかけで投資を始めているのかを見ていきましょう。

世間的には投資のきっかけはどのようなものからなのかを調べてみたところ、次のような調査結果が出てきました。

QUICK資産運用研究所が実施した「個人の資産形成に関する意識調査」で、投資を始めた目的ときっかけをそれぞれ年代別で比較したものです。

分かりやすい表が載っていたので引用します。

(出典:Quick MoneyWorld)

投資を始めた目的に関しては「老後・将来の生活資金のため」との回答が51.1%で最も高く、「配当金、分配金、利子を得るため」が46.2%で続きました。ここには年代別で傾向に大きな差は見られなかったとのこと。

一方、投資を始めたきっかけは、年代別でばらつきが出ました。20代、30代は「インターネットの記事を見て」、40代と50代は「家族・友人・知人からの口コミ・勧め」、60代以上は「退職金を受け取った」がそれぞれトップとなりました。

このような前提を置いて、私の投資を始めたきっかけを書いていきたいと思います。

私が投資を始めたきっかけ

上の調査内容に沿って結論から述べると、私が投資を始めたきっかけは「家族・友人・知人からの口コミ・勧め」に該当します。

自分の言葉に変えて言うのなら「父親の影響」です。

圧倒的に父親の影響だと思っています。

父親が株をやっていなかったら、まだ投資の世界に来ていなかったかもしれません。

そのくらいにきっかけは明確に父親であるといえます。

そして、幼いころからの記憶を遡ってみると、すでに私が20歳で投資を始める事が確約されていたのかのようなエピソードがあるので、それを紹介させていただきます。

幼少期:株主優待との出会い

私が投資を始めるきっかけは、幼少期にまで遡ります。

物心がついたとき(小学校低学年頃)には、株という存在こそは理解していませんでしたが、すでに「株主優待」には触れた生活の中にいました。

なんかよくわからないけれど、毎年、定期的に、いろいろな食べ物だったり食べ物が選べるカタログが家に届くのです。

別に普段から高級な食べ物をたくさん買ってくれるような家庭で育ったわけでもないので、ちょっと高級な食べ物が家に届く非日常は、子供ながらに楽しく嬉しいものだったと記憶しています。

子供ながらに、優待のカタログを眺めながら「コレがいい!」なんて言っていたのが笑えてきます。

この段階で「株主優待」に触れていたというのは我ながら面白い。

これも英才教育といえるのだろうか(笑)

中学生時代:おこづかいで株を買う

優待生活が日常に組み込まれていた中(そんな意識はなかったが)、中学生の時に実は「株式投資」にも触れていました。

父親が株をやっていることは話を聞いたりしてわかっていたので、すでに株について少しは興味がありました。

ちなみに変態エピソードとして、毎朝読売新聞の株価一覧のページの中の知っている企業の株価を見て喜んでいたのを覚えています。

別に自分が保有しているわけでもないのに。

(※イメージ)

そんな中、株式投資に触れる機会が訪れます。

ちょうど東日本大震災で暴落が起きた後ぐらいのタイミングでした。

当時はネオモバ【LINE証券】のような一株で簡単に投資ができるものがなかったので、父親が単元株買った100株のうちの1株を、私のおこづかいで買うといった経験をさせてくれました。

具体的に買った銘柄は「コジマ(7513)」です。

なんでこの銘柄を選んだかは詳しく覚えていませんが、

  • 知っている企業
  • おこづかいの数百円で買える
  • なんか上がりそう

という3点で買った気がします。

コジマの10年チャート↓

(出典:ヤフーファイナンス)

そしてその株がどうなったかというと、結果大損しました。数か月経った後に売却したと思います。(もちろん父が)

しかし、たった数百円でもお金が減ってしまうという経験をして、もちろん嬉しくはなかったですが貴重な経験だったと思っています。

逆にビギナーズラックで倍とかにならなくてよかったなとも。

自分のお金がたった数日、数分、数秒で増減するという不思議な感覚を、ちょっぴり味わうことができた中学時代の話でした。

結論:投資を始めたきっかけは「父親」

最初にも述べたように、私が投資を始めたきっかけは「父親」です。

幼少期、中学生と株式投資に少しずつ触れていた私。

大学はお金に興味を持ち、経済学部へ。

20歳になったら投資を始めようと、特に深く考えずに始めることになりました。

間違いなく、株をやっていた目の前にいた「父親」の影響といえるでしょう。

  • 初めて証券口座を開設するとき
  • 初めて入金をするとき
  • 初めて株を買うとき

すべて父親に相談しました。

結果として趣味が株式投資となる変態が爆誕しました。

父親なくしてこの株クラは誕生していなかったのです。どうもありがとう。

以上のことから伝えたい事

投資を始めたきっかけを話したうえで、ここまで読んでくださった方に伝えたいことがあります。

それは「身近に投資をやっている人がいないとなかなか始めづらい」ということです。

冒頭で紹介した調査記事の資料をもう一度載せます。

(出典:Quick MoneyWorld)

20代、30代投資を始めたきっかけが「ネット」が最多とのことでしたが、赤線の所を見てみると、どの年代でも「家族・知人・友人からの勧め」が高い割合を占めていることが分かると思います。

「身近な人からの勧め」が大きな影響を与えることがデータからも読み取れます。

私自身は父親の影響でしたが、全体でのデータとしても現れていて面白いと思いました。

やはり「身近な人の影響」はとても大きいのです。

そしてこの事実を分かったうえでもう一つ。

投資を既にやっている人からしたら、投資を勧めてもやらない人に対して、

投資くん
投資くん

なんでやらないんだろう?

投資ちゃん
投資ちゃん

簡単にできるのに

なんて思うかもしれません。

でもこれは、既にやっているからこそ思うこと、言えること。

自分が相手の立場だったとして、全く知らない世界に躊躇なく足を踏み入れることはできるでしょうか?

私で言うと、株は父親がやっていたのですんなりと入れましたが、暗号資産に関してはけっこう抵抗がありました。

暗号資産においては、これまた「身近な存在」の親友がやっていて、話を聞いたりしたことで私も少額ですが、少しかじるようになりました。

でも周りにいなかったら今も全く知らない世界だったと思います。

また、最近話題のNFTに関しては身近な人でやっている人がいなく、まだ手が出ません。

このように、知らない世界に足を踏み入れるのは怖いことです。

誰かに投資を勧める際は、ここのところをわかっておかないといけないなと最近になって思うようになりました。

  • 勧める相手は投資についての知識がなく怖いものだと思っている。
  • 知識を得て怖くないものだと分かれば始める可能性がある。

そうだとすれば、ただ漠然と「投資やろうよ、いいものだよ」と勧めるのではなく、自分が投資をしているという「体験を伝えてあげる」「相手に聞かれたことだけを丁寧に答えてあげる」

これを続けていくと相手にとっての投資を始めるきっかけになれるのかなと思っています。

これは株をやっている人あるあるで仕方のないことではありますが、「周りに話す人がいない」、「仲間が欲しい」との思いで、やみくもに投資仲間を増やそうとしてしまうのをぐっとこらえて。

お子さんがいる方はお子さんに、もしくは友人、会社の同僚に背中を見せ続けていきましょう。

投資の世界にも良い面、悪い面があります。

やるかやらないかは、最後は自己判断。いいと思ったらやればいいだけです。

これは投資に限った話だけではありませんが、何事もわからないことを始めるのには勇気がいります。もちろん情報も必要です。

そうなったときに身近なところに相談できる人、後押ししてくれる人がいるというのは大きなことだと思います。

私の場合はそれが「父親」だったというだけ。

趣味が株式投資になるにまで育ててくれてありがとうございます。

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