辰年が投資を始めるのにぴったりの理由【辰巳天井】

投資・お金

辰巳天井

これは投資の格言の一つで、辰年と巳年は高値を付けると言われています。

今回は、そんな辰年は株価が上がりやすいというお話をしていきたいと思います。

新NISAがスタートした2024年。株式市場が盛り上がっていく中で生き残っていくために格言の一つも頭に入れておくとどこかで役に立つかもしれません。

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辰年は株価が上がりやすいというのは本当か?

実際に辰年の株価は上がりやすいのでしょうか。

面白い画像を発見したので引用します↓干支で見た日経平均株価の年間騰落率です。

引用元:https://www.yutaka-trusty.co.jp/market/blog_oogo

実際にご覧のように辰年は日経平均株価の上昇率がトップであることが分かります。

戦後6回の辰年では、日経平均株価の騰落率は4勝2敗となっており、勝率は1位とのことです。

過去の辰年を振り返ってみると、前回の2012年は第2次安倍政権が発足した年であり、アベノミクスへの期待から株価は年末にかけて上昇しました。他にも、1988年はバブル景気の中、日経平均が初めての3万円の大台に乗せた年とのことでした。

このように、たまたまかもしれませんが、過去の辰年には日経平均株価が上昇しやすい傾向にあると言えます。

年初から随分と過熱感は感じられますが、今年は盛り上がる一年になるかもしれません。楽しみにしておきましょう。

辰年には「辰巳天井」という格言があり、実際に株価が上がりやすいことが分かりましたが、他の干支にも投資の格言が存在します。

簡単にですが紹介したいと思います。

干支の格言をみていく

それでは、干支の格言を見ていきます。

十二支全ての格言をまとめると、「辰巳天井、午尻下がり、未は辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁盛、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」となります。

辰巳天井

辰巳天井は冒頭でも紹介したように、「辰年と巳年には高値を付ける」という意味があります。

実際の辰年の騰落率は、28.0%、巳年の騰落率は13.4%でした。

高値を付けやすい年というのは裏を返せば利益確定をするのに適した年という捉え方もでき、このタイミングで売り抜けるのも賢いと言えるかもしれません。

午尻下がり

午尻下がりは、「辰年巳年に付けた高値が午年に尻すぼみに下がっていく」という意味を持ちます。

過去の成績も実際にマイナスとなっており、パフォーマンスは良くない年と言えます。

実際の牛年の騰落率は、-5.0%でした。

未は辛抱

未年の格言は、未は辛抱。実際のパフォーマンスもプラスではあるものの、爆発力にかける成績になっているかと思います。

実際の騰落率は、7.9%でした。

まさに辛抱の年と言えるかと思います。

申酉騒ぐ

続いては申年と酉年の格言、申酉騒ぐです。

実際に申年から酉年にかけて日経平均株価は大きく上昇していました。まさに騒ぐという表現がぴったしだなと思いました。

実際の騰落率は、申年が8.8%、酉年が15.7%でした。

戌笑い

戌年の格言は、戌笑いです。笑えるくらいに相場が良いとされていますが、実際の成績はそこまでふるっていませんでした。

実際の戌年の騰落率は、6.2%でした。

あくまでも格言ということをお忘れなく。

亥固まる

続いては、亥年の格言、亥固まるです。

相場も安定感のある固まった一年とされています。実際のパフォーマンスは結構調子がいいことが分かりました。

実際の亥年の騰落率は、16.5%でした。

子は繁盛

子年の格言は、子は繁盛です。繁盛というくらいにプラスの意味合いを持つ格言になります。

実際のパフォーマンスもとても好調でした。

実際の子の騰落率は、22.5%でした。

丑つまずき

丑年の格言は、丑つまずきです。

つまずくというだけあり、丑年のパフォーマンスは良くないものでした。

実際の丑年の騰落率は、-4.7%でした。

寅千里を走り

寅年の格言は、寅千里を走りです。

寅年は翌年の卯年に備えて落ち着いた相場であるとされています。

実際の寅年の騰落率は、0.2%となっており、格言通り落ち着いたパフォーマンスとなっていました。

卯跳ねる

最後は卯年、投資の格言は卯跳ねるです。

跳ねるという言葉の通り、卯年の相場は跳ねやすいとされています。

実際に昨年2023年の相場もバブル期に迫るパフォーマンスをみせ大きく上昇しました。

実際の卯年の騰落率は、18.0%でした。

おわりに

ここまで、干支の投資の格言についてみてきましたが、結構当たっていたのではないでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

格言というのは昔の人たちが考えて作られたもので、結構的を得ているものが多いなと感じます。

今年2024年は辰年です。格言上は好調な一年ということもあり、格言を信じて楽しみにしたいと思います。

また格言だけでみると一番高値を付けるということもあり、ここで売ってしまってもいいのではないかとも考えさせられました。丑年や午年に株を購入し、子年や辰年に株を売るのが過去のデータ上は一番賢いとされます。

信じるか信じないかは自分次第ですが、格言もある程度頭に入れて株式市場に参入すると、長く生き残れるのではないかなと感じました。

辰年、龍のごとく日経平均も上昇してくれい!

ではまた。

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