この記事では「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」という本の印象に残った部分を紹介していきます。
今回紹介する本「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」はとても面白くお勧めの一冊です。この記事を最後まで読んでみて気になった方はぜひ自分自身でも本を買って読んでみてください。
それではさっそくいきましょう。
「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」を読んで印象に残った部分5つ
それではさっそく「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」を読んで印象に残った部分を紹介していきます。全部で5つの項目に分けて紹介していきます。
悩むな、考えるんだ
まず一つ目は、「悩むな、考えるんだ」です。仕事をする上で必要な思考法のひとつとなります。
悩むな、考えろ。相手に何かを伝えるためには、その相手のことを考え、最も理解できるように、伝える側が意識する。
相手のことをよく考えた人は相手に理解されやすい。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
相手に何かを伝えるには、相手のことを考えて理解できるように伝える側が意識することが大切である。
考えるとは、高い視点から全体像を見て、関連する項目に要素分解していくこと。
出てきた項目を縦に深く掘り下げる前に、まずは思考を横に広げること。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
考えるとは、深く掘り下げるというより思考を横に広げていくことを指す。
仕事をする上で前提となってくる思考法。悩むのではなく考えるに置き換える!
会議に何の意味が?
続いて二つ目は、「会議に何の意味が?」です。こちらは”会議”にフォーカスを置いた議題。実際、日常的に行われている会議に疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
会議は、何かを決める場所である。決めた後の作業の進捗を確認するためだけにみんなを集めて拘束することに、どれだけの意味があるのか?それこそメールでいいのに。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
会議は何かを決める場所。進捗を確認するだけならメールでいいのだ。
最初に、会議の目的をホワイトボードの左上に書く。会議が迷走したら、ホワイトボードに書いてある目的を参加者全員で確認して、流れを戻せばいい。
会議にきれいな資料は必要ない。会議に資料は手書きでもホワイトボードでも、言いたいことが伝わればよい。そうして新たな時間を見出し、より生産的な仕事をしよう。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
会議にはホワイトボードを使うといい。きれいな資料は必要なく、言いたいことが伝わればいい。
惰性でやっている会議が本当に必要かどうかを考えよう。会議は目的をもって行うことが大前提!
手書きが最強な理由
三つ目は、「手書きが最強な理由」です。思考するときに手書きが有効であることを主張されています。
思考するときはA3の紙に鉛筆で手書きすること。いきなりパワーポイントで作り出さない。パワーポイントはあくまで考えたものを、誰かにプレゼンするために、要点だけをまとめて伝えやすくするツールで、その前段階の思考を練るフェーズでは手書きの資料だったり、それを基にしたワードを使ったりしないといけない。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
思考するときにはA3の紙に鉛筆で手書きをすると良い。パワーポイントはあくまで考えたものを誰かにプレゼンするために伝えやすくするツールである。
思考の広さや深さは書いているキャンバスの広さに比例する。
思考は絶対、手書きでやらなくてはダメ。あと使うのは鉛筆。ボールペンだと消せないから。消せないからと言って、書き込むのをためらってしまうと、本末転倒である。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
思考の広さや深さは書いているキャンバスの広さに比例します。思考は手書きで行うようにしましょう。
何かを考える時は大きな紙にのびのびと書くことでどんどんアイデアが生まれるのであーる!
背景を共有すべし
四つ目は「背景を共有すべし」です。個人的にここの部分がこの本の中で一番印象に残った部分です。
人に何かを頼むときは、相手が例え新入社員であっても、自分と同じレベルで背景を知ってもらうこと。はじめに背景を同じレベルで理解してもらっておくと、後の議論が有意義に進む。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
仕事の内容の”背景”までをしっかり共有しておくことで、その後の仕事の動きに大きな差が出ます。背景を共有することを心がけましょう。
教える相手に目的や全体像を把握してもらうように努めること。教える相手の理解度をきちんと把握し、分かっていないようなら何度でも教えてあげること。また、何度でも聞ける環境を作ってあげること。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
教えるとはこういうこと。理解度を把握したうえで何度でも教えてあげる、そして聞ける環境づくりが大事になってきます。
何かを教える側の立場に立った際には、この話を意識して取り組んでみよう!
怒ってもできないから
最後五つ目は「怒ってもできないから」です。この内容も仕事をする上で必要な思考法になります。
「怒ってできるようになるなら怒るけど、そんなわけじゃないでしょ?」
「なぜできないかをちゃんと聞いて、明らかにしたうえで対処してあげるのが僕の役目だよ」
「人を伸ばすために最も必要な考え方は伸びたところを見てあげることなんだよ」
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
これは本書の著者が当時、上司に言われた言葉だそう。怒ってできるようになるわけではない。
怒っても、できない人ができるようになるわけではない。できない人の理由・意見に耳を傾けてあげる。なぜできないのかを明らかにして解決策を見出してあげる。できないところを見るのではなく、伸びたところを見てあげる。
出典:40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法
できないところを見て怒るのではなく、伸びたところを見てあげることが大事。できない人の理由に耳を傾けよう。
怒るのはその人の単なる自己満。本当にできるようになってほしいならもっと違うアプローチがある!
まとめ
今回は「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」という本の紹介記事を書いてきました。最後までご覧いただきありがとうございました。
今回紹介した本「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」は本当にオススメの本です。学びもあるし楽しく読めると思います。
今回紹介した部分以外にもまだまだ読みごたえのある部分がたくさんあります。気になった方は、ぜひここからチェックしてみてください!
個人的に「背景を共有すべし」の内容が本当にその通りすぎていちばん印象に残っています。教える側の皆さん、背景共有してくれー。
ではまた。
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