今年も読んだ本を紹介する記事を立ち上げます。
実際に読んだ本の、概要と印象に残った一文、そして感想を載せていきたいと思います。
昨年は、読書習慣がやや停滞気味になってしまったので今年は気合いを入れなおして色々な本に触れていきたいと思います。
- 2024年読んだ本一覧
- ロングゲーム/ドリー・クラーク
- ポルノ脳/新出善一
- たった一人の熱狂/見城徹
- 暇と退屈の倫理学/國分功一郎
- 1%の努力/ひろゆき
- クラクションを鳴らせ!/中野優作
- 物語思考/けんすう
- ぼくにはなにもない/齋藤真行
- 女子とお金のリアル/小田桐あさぎ
- 夢と金/西野亮廣
- 大人の語彙力大全/斎藤学
- 池上彰の行動経済学入門/池上彰
- きちんとわかる栄養学/飯田薫子
- 世界の一流は「雑談」で何を話しているのか/ピョートル・フェリクス・グジバチ
- 東京藝大ものがたり/あららぎ菜名
- 世界一やさしい「才能」の見つけ方/八木仁平
- 【漫画】人間とは何か?/マーク・トウェイン
- ジョブ理論/クレイトン・M・クリステンセン
- トップ5%社員の時間術/越川慎司
- 起業の天才!/大西康之
- これで死ぬ/羽根田治
- 小さな会社の経理・人事・総務/高橋創
- まとめ
2024年読んだ本一覧
それではさっそく、2024年に読んだ本を紹介していきます。
気になる本がありましたら是非チェックしてみてください!
ロングゲーム/ドリー・クラーク
印象に残った一文
明日できることを明日に先延ばしするのは簡単だ。人生は長いのだから、もっと時間ができたらやればいいという訳だ。だが、時間ができることは絶対にない。夢に向かって行動したいなら、必要なのは「時間」ではなく「期限」だ。
※本書より引用
序盤が特に面白いなと思いました。時間に関する本はやっぱり面白い。
ポルノ脳/新出善一
印象に残った一文
子どもに「廊下を走るな」と教えたとしても、潜在意識では廊下を走るイメージが浮かび上がっているので、どうしてもまた廊下を走ってしまうのです。本当は「廊下をゆっくり歩こうね」と教えてあげることが正解になります。
※本書より引用
普段あまり読まない類の本だったので、興味深く読めました。依存症は怖い怖い。どう寄り添うか、どう理解するか。
たった一人の熱狂/見城徹
印象に残った一文
何をやっていても無駄な時間などない。過ごした時間は必ず先に生きてくる。当面、無駄な時間に思えても、自堕落な時間をむさぼっても、必ず意味を持ってくる。起こっていることは常に正しいのだ。
※本書より引用
2010年代に書かれた本ですが、今読んでも十分い面白かったです。サクサクを読めました。
暇と退屈の倫理学/國分功一郎
印象に残った一文
人間は世界を世界として経験できる。人間だけが世界そのものにかかわることができる。言い換えれば、人間には世界が世界として与えられている。これは人間だけの特権であり、動物には許されていない。なぜなら、動物はあるモノをあるモノとして経験することができず、したがって、世界を世界として経験することができないからだ。
※本書より引用
哲学チックで、少々難しいところもありますが、言っていることを理解できる部分はとても面白かったです。人間には世界が世界として与えられているらしい。
1%の努力/ひろゆき
印象に残った一文
だから、「新しい人に会った」「新しいものを食べた」「新しい概念を知った」など、些細なことでもいいので、新しいことを1つ上げられるだろうか。パッと出てこなければ、余り人生を楽しめていない可能性がある。
※本書より引用
新書で書店に並んでいたころから気になっていて要約kindleで読めました。ひろゆき節がさく裂していて、相変わらず面白い一冊でした。
クラクションを鳴らせ!/中野優作
印象に残った一文
予算は?希望のメーカーは?何にお悩みですか?と言われたところで答えようがない。予備知識がないからだ。今からそれを考えるのに、いきなり聞かれても答えようがない。どんどんテンションが下がっていく。
※本書より引用
あのビックモーターの元社員が書いた一冊なだけあって、そういう目線で読んでしまいますが、結構赤裸々に描かれている部分もあって面白かったです。
物語思考/けんすう
印象に残った一文
人間、過去にやってきたことを惰性で供してしまうことが多いから、何となく過去の自分の方が今の自分に影響を与えそうな感じがしますが、現在の行動には未来になりたい自分増の方が影響を与えるんですね。
※本書より引用
一冊読んでみて学びになる箇所はいくつかはありました。人生を物語だと捉えて行動してみよう。
ぼくにはなにもない/齋藤真行
印象に残った一文
もし「自分には何もない」と悩んでいる人がいるなら、僕のなんでもない話を聞いてくれたらうれしいと思う。何にもないことで、かえって幸せになれる、何にもないことで、かえって幸せに気づける。何者でもない、ぼくの話を。
※本書より引用
とても短い内容で一瞬で読めてしまいましたが、読み終わった後には満足感がありました。読書が苦手な人にもぜひ読んでもらいたい一冊。
女子とお金のリアル/小田桐あさぎ
印象に残った一文
3ヶ月以上悩んでいて、10万円以下のもの。欲しいけど、お金が・・・と悩んでいるもの。それを早めに買ってみましょう。
※本書より引用
評価が高いので読んでみましたが、書いてあることは薄い感じでした、、あとは著者のポジショントーク的な自慢話的な内容だったな。再現性低い。
夢と金/西野亮廣
印象に残った一文
キミの未来を殺したのはキミ自身だ。そしてキミは、キミの周囲の人間の未来も殺している。知らないものを否定するな。中身も確認せず、批判を繰り返せば、必ずしっぺ返しが来る。それが人の命にかかわっている場合もある。恥じろ。そして、無知をまき散らす自分は今日で終わらせろ。
※本書より引用
キンコン西野さんの書く本は本当に面白い。刺激的な内容でも筋が通っていてなるほどと思わされる話が盛りだくさんでした。
大人の語彙力大全/斎藤学
印象に残った一文
社会人として、仕事人として不安を持たれるようなマイナス要因を払拭するためには、まずは語彙力です。
※本書より引用
語彙力大全というタイトルの通りに、ひたすらに小難しい言葉を”羅列しただけ”のように感じてしまい、少々退屈でした。敬語や難しい言葉を学ぶという観点ではいいのかもしれないですが、ちょっと難しい内容でした。
池上彰の行動経済学入門/池上彰
印象に残った一文
人間は利己的な行動をする一方で、意外に利他的な態度をとることもある。
こうした知識は、民間企業では商品の販売戦略に生かせますし、政治や地方公共団体に勤務していれば、無理強いをしなくても人々の行動を変容させることも可能になります。
※本書より引用
池上彰さんが書いた本ということもあってなじみ深く本の内容がスッと入ってくるような感じがしました。行動経済学の入門にふさわしい一冊だと思います。人間の行動心理を経済の視点から読み解いていく感じが面白かったです。
きちんとわかる栄養学/飯田薫子
印象に残った一文
「体にいい」のには理由がある。
※本書より引用
栄養学についてイラストや漫画とともに学べる本でした。「この栄養はこの野菜からとれるのかー」とか学べることがたくさんあって面白かったです。
世界の一流は「雑談」で何を話しているのか/ピョートル・フェリクス・グジバチ
印象に残った一文
多くの日本人ビジネスマンは、「雑談が上手い人=おしゃべりが上手で、面白い話をする人」と考えているようですが、ビジネスの現場では、それだけでは不十分です。世界基準のビジネスの最前線では、「明確な意図を持ち、そこに向かって深みのある会話ができる人」こそが「雑談のうまい人」とされています。
※本書より引用
「雑談」について、我々日本人の認識と世界基準での認識が大きく異なるということが分かる一冊でした。「雑談」といってもその時々でいろいろな「雑談」があり、そこを理解して対話できる人ができるサラリーマンなのかなと思いました。
東京藝大ものがたり/あららぎ菜名
印象に残った一文
たとえ今回藝大落ちてしまっても後悔はしないよ。だから今日は楽しんで描くんだ。
※本書より引用
藝大受験の厳しさ、裏側が分かる面白いマンガ本でした。浪人し続けてまで入りたいという強い石と、最終的に合格までもっていけるのはすごいことだと思いました。夢を追いかけ続けることの「良さ」だけが描かれていたなと。実際は現実を見て夢を諦めてしまう人が大半なのかなとも、この本を読んで思いました。
世界一やさしい「才能」の見つけ方/八木仁平
印象に残った一文
もし「自分は社会不適合者だ」と思っている人がいたら聞いてください。なたは社会不適合者ではありません。今いる環境に不適合なだけです。
※本書より引用
読んでいてまさにタイトルの通りに優しく自分の持っている「才能」に気づかせてくれるきっかけになる一冊だなと思いました。自分が無能なんかじゃなくてそこに適応する環境にいないだけ。場所を変えよう。輝ける場所に。
【漫画】人間とは何か?/マーク・トウェイン
印象に残った一文
人間は機械であり、個性を持たない、ただのエンジンである。生まれ持った気質、住んでいる場所や社会、そういった外部の力に影響され管理され命令されているだけなのだ。人間が生み出したものなどこの世には何もない。君自身の思考ですら君が生み出したものではないのだ。なんて馬鹿げた話だ。そんなことあるはずがない。確かにそう思うだろう。だが、その意見ですら、君の物ではないのだ。
※本書より引用
庇部rに哲学チックの本を読みましたが、考えさせられる内容でとても面白かったです。マンガなのでサクサク読めるのもおすすめなポイント。人間とは機械である。これはどういうことなのか?一度読んでみてください!
ジョブ理論/クレイトン・M・クリステンセン
印象に残った一文
つまりミルクシェイクは、客が思い浮かべるバナナやベーグルやドーナツ、栄養バーやスムージー、コーヒーなど、競争相手のどれよりもこのジョブをうまく片づけるのだった。すべての回答をまとめ、客の人物像を分析したところ、新たなことが判明した。
※本書より引用
直訳で書かれた本なので、全部読んでみた印象としてやや読みずらいなと感じました。でも内容は勉強になる話もあったので読んでみてもいいかもといった感じです。ミルクシェイクの話は面白かったです。
トップ5%社員の時間術/越川慎司
印象に残った一文
5%社員は「業務の見える化」ではなく「業務の見せる化」を徹底しています。95%社員の約7割は、うまくいっていなくてもよく見せて、評価が下がるのを防ごうとしますが、5%社員はうまくいっていないことも報告します。
※本書より引用
タイトルの通りトップ5%社員の時間術を学ぶことができる一冊です。意識高いなぁと思うような内容から、これは使えそう!と思う内容も様々でした。時間は有限で、つくるモノ。ここを改めて意識しなくてはと思いました。
起業の天才!/大西康之
印象に残った一文
シャンを一人前の大人として扱うリクルートのマネジメントは野球に例えればメジャーリーグ。一般的な日本企業の経営は、選手がいつも監督の意向を忖度し、バットを振りたい気持ちを押し殺してバントをする。
※本書より引用
本の帯に惹かれたのと、リクルート事件について詳細を知りたいなと思ったのがきっかけで読んでみました。リクルート事件の概要はもちろんのこと、そこまでに至る経緯や背景も知ることができる面白い本だと思いました。ただ少し内容が難しいなと思うところもあり自分もまだまだだなと痛感させられました。
これで死ぬ/羽根田治
印象に残った一文
離岸流に流されたら、まずは岸と平行に泳ぎだそう。離岸流の幅はそれほど広くないので、流れから抜け出したら、岸に向かって泳いでいけばいい。泳ぎに自信がなければ、背泳ぎのまま救助をまとう。
※本書より引用
ちょっぴり刺激的なタイトルですが、アウトドアの際の命の危険をあらかじめ学ぶことができる良書でした。海におぼれたときの対処法がとても勉強になりました。その状況に遭遇したくはないですが、いざというときのために知っておいて損はないと思います。
小さな会社の経理・人事・総務/高橋創
印象に残った一文
そもそも小さな規模の会社では、取引に伴うお金の管理や税金の計算といった経理のこと、従業員の勤怠管理や保険の手続き、さらにはヘルスケアなども含めた労務のことなど多岐にわたる仕事を、経理・人事・総務の区別なく、1人か2人でカバーしていることも多いのが実情です。
※本書より引用
経理職に就くにあたって読んでみましたが、細かいところまで書かれていて幅広く網羅されているなと思いました。この本をきっかけに紙の本でも似たような本を購入してじっくり読んでみることにしました。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今年も読んだ本をアウトプットも兼ねてこの場で紹介させていただくこととしましたが、今年は読書習慣を再び復活させ、新たな知識を増やしていけたらなと思います。
読書量が全てではないですが、量を読めば良い知識を得られる確率が増えるのも事実です。
毎日少しずつでも、新たなことを吸収出来たらなと思います。
読書には、紙の本がなんだかんだで良かったりしますが、kindle本もおすすめです。外でも気軽に読むことができて、読書へのハードルが大きく下がります。
私もkindleを使っていますが、買ってよかったものの上位に入ってくる代物です。下にリンク張っておきます。
みんなで読書をしよう。共有しよう。
ではまた。
ちなみに昨年、一昨年の記事はコチラから↓
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