この記事は、日本の個別株に関する記事です。
あくまでも投資は自己責任です。人からおすすめされたものを買うべきではありません。
ですが「こんな銘柄もあるのかー」という参考になればなと思い、この記事を書かせていただきます。
※株価や配当利回りなどの数値は、2022年8月13日時点での数値となっています。
個人投資家の楽しみ方
個別株で長期投資をする際、人気となってくるのが高配当銘柄。
保有しているだけで毎年配当金がじゃぶじゃぶ入ってくる夢のような銘柄です。
最近だと、日本郵船とかの船系がバグった配当利回りになっていますが、保有しているだけで毎年配当金が受け取れるというのは魅力的です。
そしてもう一つ、個別株をやる上で楽しめるのが、株主優待銘柄。
個別株を保有していると、毎年その銘柄の自社商品やクオカードがもらえたり、その他サービスなどのいろいろな恩恵が受けれるのが株主優待です。
その中でも人気なのが、カタログ優待の銘柄となります。
過去にカタログギフト優待に関する記事も書いてますので、良かったら合わせてお読みください。
このような「高配当」と「カタログ優待」、その両方を兼ね備えた夢のような銘柄はないのかなーと思い、調べてみました。
「高配当 カタログ優待 おすすめ銘柄」で検索をかけるとよく出てくるこちらの銘柄たち
どれも優良な企業たちで、今後の成長性もあったりと、これらの銘柄を買うのは申し分ないのですが、
「少々お高い」
ここがネックになってくるかと思います。
少額で個別株をスタートさせようとする人(私も含む)にとっては、結構ハードルが高いのが現実。
「もう少しお手頃な価格で買える銘柄はないものか?」
というのが正直なところです。
ということで今回は、「高配当」「カタログ優待」という条件に加えて、
「10万円台で買える」
という条件を追加しました。
「まずは小額からでも個別株がどんなものなのかを肌で感じたい」。そんな需要に応えるべく調べてみました。
果たしてそんな銘柄はあるのでしょうか。
10万円台で買える高配当カタログ優待銘柄
ここからは「10万円台で買える高配当カタログ優待銘柄」を実際に紹介していきます。
選定基準はこんな感じです。
- 価格:20万円以下
- 配当利回り:2%以上
- 株主優待がカタログギフトである
この条件にヒットした銘柄は、6件でした。
上場企業3000社以上の中から厳選された6銘柄を紹介していきます。
8798 アドバンスクリエイト
一つ目の銘柄は、「アドバンスクリエイト」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、1016円。
2017年くらいから、1000円前後を上下している形となっています。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
200日線で表すトレンドは下降トレンドとなっています。
そして売上高の成長率は以下の通り。
売上高に関しては、2016年から成長を続けていて、2021年には過去最高を更新、2022年予想も過去最高となっています。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、3.20%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
100株以上保有していると、2500円相当のカタログギフトをもらうことができます。
8877 エスリード
続いての銘柄は、「エスリード」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、1740円。
2018年に2600円あたりで天井をつけ、それ以降は伸び悩んでいる感じです。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
しかし平均線で見ると、どの目線でも上昇トレンドであることが分かります。
そして売上高の成長率は以下の通り。
売上高に関しては、2012年から成長を続けていて、2022年には過去最高を、2023年予想でも過去最高の売上高を予想しています。成長率は結構高め。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、2.30%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
100株以上保有していると、3000円相当のカタログギフトをもらうことができます。
8012 長瀬産業
続いての銘柄は、「長瀬産業」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、1998円。
2017年末ごろに付けた高値に迫ってきているチャートをしています。なかなかいい形。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
目先だけで見ると下げですが、中長期で見れば上昇トレンドとなっています。
そして売上高の成長率は以下の通り。
売上高の成長率の観点で見れば、成長率はそこまであるとは言えないでしょう。今後過去最高を更新していくかが注目。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、3.00%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
100株以上を6か月以上保有していると、1500円相当のカタログギフトが、3年以上継続保有している場合、金額が2倍の3000円相当のカタログギフトがもらえます。
3034 クオールホールディングス
続いての銘柄は、「クオールホールディングス」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、1225円。
2018年末あたりに2600円で天井をつけ、それ以降は下落基調です。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
200日移動平均線で見る長期トレンドは、下落トレンドとなっています。
そして売上高の成長率は以下の通り。
売上高の成長率は一応過去最高を更新していますが、2019,2021年にマイナスになっているのが気になる点です。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、2.61%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
100株以上保有していると3000円相当のカタログギフトを、1年以上継続保有の場合は5000円相当のカタログギフトをもらうことができます。
5956 トーソー
続いての銘柄は、「トーソー」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、501円。
2018年に700円あたりで天井をつけ、それ以降は500円前後を行ったり来たりしている形です。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
中長期でみると、トレンドは下落トレンドとなっています。
そして売上高の成長率は以下の通り。
売上高の成長率はあるとは言えないレベルで、毎年平均的な売上高を出しているといった感じです。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、2.00%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
300株以上保有していると、1500円相当のカタログギフトをもらうことができます。
8551 北日本銀行
続いての銘柄は、「北日本銀行」。
2022年8月13日現在のチャートはこんな感じ。
現在の株価は、1707円。
2017年末あたりから下落トレントとなり、大幅に株価を下げている形です。
そして各移動平均線ごとの株価トレンドはご覧の通り。
チャート上では大きく下げているように見えますが、移動平均線目線で見ると上昇トレンドとなっています。
そして売上高の成長率は以下の通り。
しかし売上高は伸び悩み、過去最高を更新する兆しはあまり見受けられません。成長鈍化気味。
そして、気になる配当利回りや信用倍率などの値はこちら。
現在の配当利回りは、3.51%です。
そして株主優待はご覧のようになっています。
100株以上を1年以上保有していると、3000円相当のカタログギフトがもらえます。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は「10万円台で買える高配当カタログ優待銘柄」という記事を書きました。
最後に一覧で振り返ります。
以上の6銘柄です。
これらの銘柄が、選定基準の「10万円台で買える」「高配当(配当利回り2%以上)」「カタログ優待」の条件に合致した銘柄でした。
個人的に気になった銘柄は、「エスリード」「長瀬産業」の2銘柄です。
選定基準の条件に合致しているのはもちろんのこと、売上高成長も続けていてチャートも比較的上向きな点に惹かれました。タイミングを見計らって購入を検討してみたいと思います。
実際に自分で購入する際には、もっと見るべきポイントがあるとは思いますが、今回紹介した内容も少しの参考になればなと思います。
投資は自己責任です。
自分が本当に応援したい、将来性を感じる企業に投資するのが本来の投資です。
ただ単に、安定的に資産を増やしたいんだって人には、インデックス投資での運用が最適解かもしれません。
ですが、それに加えていろいろな企業を調べて、「その会社に投資をしてみたい」、さらに「配当金や株主優待を受け取って、株を楽しみたい」。そんな方は個別株をやってみるのもいいかもしれません。
目的をもって、自分の考えの元、個別株への投資を検討してみてはいかがでしょうか?
最後になりますが、個別株をやる上で当たり前ですが証券口座の開設が必要になってきます。
LINE証券のリンクを貼っておきますので、口座開設をしていない方はぜひ。
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カタログギフト眺めながら、冷凍庫をパンパンにしながら過ごす日々を夢見て。
ではまた。
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